はじめての出品
以前にdポイントを貯めることにハマっていた時期があり、メルカリ連携キャンペーンに参加していたのでスマホにメルカリアプリは入っていました。
アプリを開いて触っているとけっこう誰でも出品できそう。
とりあえず簡単に自己紹介文を書いて、あとは何を出品するかです。
部屋を見渡して何となく目についたのが、docomoの機種変更時に景品でもらったポインコのストラップでした。
試しにこれを出してみよう、とメルカリの内蔵カメラで写真を撮り、素っ気ない説明文を入力して出品!
金額は他の出品者の金額に合わせて適当に決めました。
すると1時間ほどで、スマホの左上にメルカリマークがついている!
確認すると、あっさり売れちゃっていました!
ご購入者の方から取引メッセージをいただいたので、「購入ありがとうございます。初出品で緊張していますがよろしくお願いいたします」と返信。
すると「わあ初めてなんですね!嬉しいです」と、まるで筆下ろしの時のような初々しいやりとりが···(///∇///)
まあそれは盛っていますが、ともかく初めて出品した品がすぐに売れてめちゃくちゃ嬉しかったです。
さっそく妻に「売れたよー」と報告し、梱包してもらって発送しました。
ちなみにこれがその時の写真なんですけど、暗い、畳に直置き、1枚のみ、我ながらひどいですね。ご購入者様には感謝しかありません。
メルカリをはじめたきっかけ③
やっぱり何か暗い話になるなー。早くメルカリの話を書きたいのに。
その後職場には妻から状況を説明し、まだ復職はできないことを伝えてもらいました。
また、電話も症状を悪化させるので事務的な連絡があれば妻の携帯に連絡してほしい、ということで話をまとめてくれました。
お医者さんから「何でも良いので、自分のペースで気分転換になることをして仕事を頭や心から離すのが良いよ」とアドバイスされ、ふと思い出したのが「メルカリ」の存在でした。
その頃の私がメルカリに対して持っていたイメージはこんな感じです。↓
①めんどくさい
②そもそも売れるようなものをあまり持ってない
③なんかうさんくさい
なんかうさんくさい、っていうのはメルカリが世に出始めた頃に、トラブルや違法性のある取引などの話題がネットニュースになっていたのを何となく覚えていて、ネガティブイメージを持っていたのだと思います。
のちにこれらのイメージ=価値観は、メルカリを使っていくうちに私の中で気持ちいいほどに覆っていくことになります。
メルカリをはじめたきっかけ②
来月から有給が無くなる、というタイミングで、職場の上司から電話がかかってきました。
実は私がうつになった原因の大部分がこの上司の言動。
世間で言うところの「パワハラ」ですね。
周りの同僚はみんな知っていることなのですが、困ったことに本人にはあまり自覚はない様子です。
その日も一応体調を気づかってはくれたものの、こちらの気持ちも聞かずに勝手に復職の話を進めようとしてきました。
「元気そうな声をしてるからもう大丈夫だろう」
「別に医者の診断書通りの期間休む必要はない」
「ちょうど有給無くなるから来週から出社しろよ」
······。
長年その上司の顔色をうかがって仕事を続けてきたので、こんな時でさえも自分の気持ちをはっきり伝えることができません。
電話に出たら声を張って元気に振る舞おうとしてしまいますし、無意識に媚びるような態度を取ってしまいます。
また、もちろん私自身にも「有給が無くなって収入が減る前に復帰した方がいいよな···」という気持ちもあり、その時は「3日後に心療内科の受診があるので、先生に聞いてみます」と答えるのが精一杯でした。
電話を切ったあと、結局来週からまたあそこに戻って働くのか···と考えているとどんどん気持ちが憂鬱になってきました。
その日の夜、体が痒くて仕方なくなって睡眠薬を飲んでもあまり眠ることができず、朝になって鏡をみると全身が発疹で真っ赤に腫れていました。
若い頃からアトピー性皮膚炎を持っていたのですが、それが再発したようです。
すぐかかりつけの皮膚科に行き、薬を処方してもらいました。
心療内科の先生に経緯を話すと「完全にその電話が原因だよ」と言われ、来週から復職なんてとんでもない、とにかく今は仕事や上司のことは頭から離して考えないようにしなさい。電話にも出ないほうがいい。とのことでした。
続きます。
メルカリをはじめたきっかけ①
おっさんが休職する経緯なんていう暗い話は、詳しく読みたい人もいないでしょうから省略します。
妻は私が休職することに賛成してくれ、普段と変わらず明るく接してくれました。
そして、
「時間はたっぷりあるから、やる気になってからでいいからメルカリでもやってみたら?ちょうど家の片付けにもなるし」
とアドバイスしてくれました。
それでも何もできずに過ごしていましたが、そうこうしているうちに残っていた有給休暇が無くなり、来月からお給料がもらえない、というところまで来ました。
職場から「来月からは保険料や住民税を職場に振り込んでもらわないといけなくなります」という通知が送られてきました。
続きます。
自己紹介
まず初めに、てんちぃこと私のプロフィールを紹介させていただきます。
【名前】
てんちぃ
【性別】
男性
【家族構成】
私、妻、わんこ2頭
【職業】
エッセンシャルワーク関係の(元?)中間管理職
現在、私は職場での人間関係や上司との関係、コロナ禍での仕事に疲れきってしまった結果、いわゆる「うつ」にかかってしまい休職しています。
休みはじめた当初は、職場に残してきてしまった仕事のことや負担をかけてしまう同僚への申し訳なさ、何より妻に心配や苦労をかけてしまうことの情けなさ、などなどで自分を責めることばかり考えていました。
そんな自分を奮い立たせる気力も残ってなく、ただ毎日をぼーっと過ごしていました。
今も定期的に病院に通っていますが、そんな脱け殻のような状態から一歩抜け出すきっかけになったのがフリマアプリの「メルカリ」をはじめたことでした。